CASE STUDY 作業事例
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V12 ヴァンキッシュ 修理入庫

  •  2017年11月28日

いつも弊社ホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。知らぬ間に吐く息もすっかり白くなってまいりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。

さて、本日も自社工場AUTO DIRECT WORKSの整備の様子をお届け致します。今回は不動状態で入庫したV12ヴァンキッシュです。

初期のV12ヴァンキッシュでチルタングリーンのとても綺麗なコンディションです。弊社へ入庫した状況として他店で片排状態でエンジン不調となり、ECUを交換したところ始動不能となったそうです。

それでは車両の状況確認をしていきます。セキュリティLEDは点滅状態…イグニッションONでも点滅は変わらず…

スタートボタンは一瞬だけ点灯します。もしや?と思いその一瞬を使ってエンジン始動を試みます。数秒間エンジンはかかるのですが数秒でストールしてしまいます。セキュリティLEDは点滅したままです。
そこでECUのハーネスやアース、ヒューズなどをチェック。特に問題ないようです。ECUの車両とのマッチングの問題と判断出来ました。
アストンマーティン専用テスターをつないで診断に入ります。V12ヴァンキッシュの場合、コネクターはセンターコンソールの左右に有ります。ECUのフォルトコードも読めますので通信は問題ありません。
ECUを専用診断機でフラッシュして再度コーディングしていきます。
無事にエンジンは始動出来ました。各学習を行い完成!と思いきや…エンジンが学習をしません。初期のV12ヴァンキッシュはエンジンが学習できていないと、電気負荷がかかりストールしてしまいます。
前日充電したはずのバッテリーですが、もう一度チェックするとかなり落ち込んでいます。電圧が問題かな?と思い、バッテリーを再び充電してみます。
30分も経たないうちにフル充電…これは怪しいですね。
バッテリーテスター診断はやはり…バッテリーを交換して再び学習させます。
ちなみにバッテリーは右側シートの後方にレイアウトされます。4シーターの場合バッテリーの上にリヤシートが設置され、2シーターの場合はラゲッジスペースとして活用スペースとなります。再びエンジン始動後は無事に学習も終え、ロードテストも全く問題が無かったので作業終了となります。オートダイレクト ワークスはアストンマーティンの整備に特化した整備工場になります。アストンマーティン専用テスターを使用していますので正確な故障判断ができ、的確な整備のご提案と最短で納車が可能となります。ワークスのマネージャーである兵藤はアストンマーティンディーラーにて11年の整備経験がありアストンマーティンの特有の症状なども熟知しておりますのでメンテナンスでご不安な点が有りましたらお気軽にご相談ください。
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